WebエンジニアがVimに乗り換える必要性を考えてみる。
Vim使いたての素人がこんな事書いていいのかどうかは置いておいて。
FacebookでvimvimいってたらHamachiya2さんが
「imの利点、他のエディタより優れているところ、Vimに乗り換えるべき理由をわかりやすくまとめた記事があればいいのにと思う。だいたい初心者向けの使い方か、上級者向けのマニアックな記事のどっちかしかない。」
となり、何故か名指しで指名されたので。
個人的にはそもそも乗り換える必要があるのか、ってところから。
そもそもVimに向いてるなーと俺が思う人
1.複数の言語触る人(IDE複数ぶち込んで設定複数やって云々
2.なんでも自分の管理下においておきたい人(vimrcで大体なんでもできる
3.多大な犠牲を払ってでも効率化する可能性があるならやってみたい人
※個人的にたまたまVimになっただけなので、vimもemacsも使ったことがない人は両方やってみるといいと思う!emacsも良いエディタだよ!俺は小指つったけど!
1.複数の言語触る人(IDE複数ぶち込んで設定複数やって云々
俺個人の例で言うと
・以前はHTML,CSSはDW
・JS、PHPはNetBeans
・ActionScriptはFlashDeveloper
・複数ファイル纏めて置換するときはDWかEMEeditor
といった感じだったのがMacVim一つにまとめられて楽になった。
設定にもよると思うがIDEと比べて起動も速いのでストレスがない。
2.なんでも自分の管理下においておきたい人(vimrcで大体なんでもできる
IDEのプラグインとかで痒いところに手が届かない場合が結構あった。
ちょっとした事ならvimrcに書けば実現できるし、「俺機能」がすごい作りやすい。
例えば "{} "ってに入力したら{と}の間にカーソルが持って行って欲しい、とかなら
inoremap <buffer> {} {}<LEFT>
って書けば終わる。
こういう細かい改造をし続けて”自分のエディタ”になるのが楽しい。
3.多大な犠牲を払ってでも効率化させたい人
上で書いた”自分のエディタ”になるまでがかなりかかった。
俺は転職した機会に友人に進められた方法で
・vim以外のIDE,エディタをアンインストールする
・1ヶ月間はこの状態を維持する
で矯正した。
最初は完全に苦行。
hjklでの移動が出来るようになってきたらvimじゃ無い環境でもvim病が発生して
・ブラウザ上でj連打して「移動しない!なぜだ!」とか言ったりする
・どんなツールでも検索しようと思ったら勝手に/押していて「あれ?」とか
とかが起る。
それを乗り越えると「5秒かかってた作業が1秒になる」くらいのメリットが得られた。
例えば1行の削除とか、
例えば次の行に新しい入力を始めたいとか。
そういうことに魅力が感じられたらvimをやってみるといいと思う!